予約変数

自動的に定義される変数

Riceにはシステムによって自動的に定義される変数が存在する。これを予約変数と呼ぶ。


__count

__index

__key

__value

__error

予約変数の名前は二重のアンダースコアで始まることに注意すること。

__count

__countはwhile文、fromto文、keepon文、each文の先頭に制御が到達すると自動的に定義される予約変数である。

__countはintクラスの変数であり、ゼロから始まるループ回数で初期化される。

__countは通常のintクラスのようにオーバーフローが発生することはない。__countがintクラスの最大値を超えた場合は、ゼロに戻る。

__index

__indexはwhile文、fromto文、keepon文、each文の先頭に制御が到達すると自動的に定義される予約変数である。

__indexはintクラスの変数である。

fromto文の場合は現在のループインデックス値で初期化される。

while文、keepon文、each文の場合はゼロから始まるループ回数で初期化される。

__key

__keyはeach文の先頭に制御が到達すると自動的に定義される予約変数である。

__keyはstringクラスの変数であり、dictionaryの要素のkeyで初期化される。コレクションがdictionaryでない場合、__keyは空の文字列である。

__value

__valueはeach文の先頭に制御が到達すると自動的に定義される予約変数である。

__valueはコレクションの要素で初期化される。__valueのクラスはコレクションの要素のクラスに依存する。

__error

__errorはtry文のcatch節に制御が到達すると自動的に定義される予約変数である。

__errorはerrort クラスの変数である

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